気になるデリケートゾーンの黒ずみは、肌の内部にメラニン色素が沈着することによって引き起こされます。

メラニン色素の生成を引き起こす要因として、まず最初に挙げられるのが「摩擦ダメージ」です。

デリケートゾーンは下着などが当たることが多いため、擦れて肌にダメージがいきやすくなります。

また、肌が乾燥している場合にも、黒ずみが出来やすいので、注意が必要です。

肌には本来、表面を保護するために皮脂を作り出す機能が備わっています。

適度に皮脂が分泌されていれば、天然の保護膜によって、肌を摩擦などの刺激から守ることができるのです。

皮脂の分泌が十分でなかったり、洗浄し過ぎなどによって肌が乾燥していると、外界からの刺激に対して弱くなってしまいます。

刺激を受け続けた肌は、自分自身を守るために、メラニン色素の生成を活発化させるのです。

また、デリケートゾーンは常に衣服に隠れているため、湿気がこもりやすく、雑菌が繁殖しやすい状態にあります。

皮膚には様々な常在菌が存在しますが、通常であればバランスが保たれ、健康を阻害することはありません。

しかし、洗浄が十分でなかったり、湿気がこもった状態が続くと、そのバランスが崩れてしまう場合があります。

菌のバランスが崩れてしまうと、かゆみや肌荒れを引き起こしてしまうのです。

デリケートゾーンはきちんと洗浄し清潔な状態に保つことが大切ですが、しかし洗いすぎるのも良くありません。

あまり洗浄力の強くない石鹸などを使用して、丁寧に洗うのがよいでしょう。

また、最近ではデリケートな部分のケアのため作られた石鹸なども販売されています。

そうした石鹸を使用することで、皮脂を減らしすぎず、適度に洗浄することができるでしょう。

また、意外と見落としがちなのが、下着の材質や清潔さです。

肌触りの良くない下着は、皮膚に摩擦ダメージを与えますから、柔らかく手触りの良いものを選んだほうがよいでしょう。

サイズがきちんと合っているかどうかも、摩擦を防ぐために重要なポイントといえます。

小さすぎる下着は、摩擦を与えるだけでなく、血液やリンパの流れを停滞させてしまう可能性もあるのです。

足の付根部分には、大切な神経やリンパ腺などがあり、これを圧迫し続けると、美容と健康に良くないといわれています。

食い込みなどが起こらないよう、体のサイズにあった下着を選びましょう。

下着は当然毎回洗濯するものですが、しっかりと乾かされているかどうかも重要です。

一見乾ききっているように見えても、デリケート部分にあたる布は二重になっているため、乾燥が十分でない場合があります。

乾燥が不十分なまま着用してしまうと、内部に湿気がこもったままになり、雑菌の繁殖や臭いなどの原因となります。

しっかりと内部まで乾燥させておくことで、雑菌の繁殖を防ぐことができるでしょう。

肌触りと乾きやすさ、肌への優しさなどを考えると、綿素材やシルク素材の下着が、より安心といえます。

お風呂あがりには、しっかりと体を拭いて、余分な水分を取り去ることも大切です。

ぬれた状態のまま下着を着用してしまうと、長時間湿気をおびた状態となってしまい、雑菌の繁殖を招く可能性があります。

タオルで水気をとり、乾いた状態にしてから、必要に応じて保湿を行いましょう。

肌の潤いと保水性を保つことは、黒ずみの予防と改善にとても大切といわれています。

肌は一定の周期で新陳代謝を行っており、古い皮膚は角質となり、自然に剥がれ落ちるようになっています。

このターンオーバーが正常に行われていると、メラニン色素も排出されやすいといわれているのです。

しかし、肌の新陳代謝機能に乱れが生じてしまうと、いつまでも古い角質などが肌に残ってしまい、くすみや黒ずみの原因となります。

乾燥した状態は、皮膚のターンオーバーサイクルを損ねてしまうといわれていますから、適度に保湿をおこなうことも重要なのです。

しっかりと潤いをもった肌は、新陳代謝が正常におこなわれやすくなり、メラニン色素も沈着しにくくなります。

敏感肌の方はとくに、皮脂が少ない場合が多くありますから、必要に応じて保湿効果の高い製品で、ケアをしておきましょう。

保湿の際には、デリケートゾーン専用の、美白美容液などを使用するのもよいでしょう。

そうした製品には、肌の新陳代謝を促す成分などが配合されていますから、黒ずみの改善や予防効果が期待できます。

デリケートな部位ですから、顔用などの美白美容液を使用するのは、避けたほうが良いといえます。

肌トラブルを起こさないようにするためにも、デリケートゾーンには専用の製品を使用したほうが安心です。

こうした点に気をつけておくことで、黒ずみをある程度予防し、健康な皮膚状態を保つことができるでしょう。

こうした点に気をつけていても、肌荒れやかゆみなどが起きた場合には、できるだけ早めにクリニックなどで医師に相談し、治療することが大切です。